秋のある思い出

 

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11月も終りが近く、

夜の寒さが身体にしみてくるようになってきた。

仕事を終え足早に帰宅し、

適当に野菜と肉を炒めて軽い夕食を済ませた。

シャワーを浴びて上がり、

冷蔵庫から冷えたサッポロビールを取り出し、

腰にタオルを巻いたままリビングのソファに腰掛けた。

暖房を入れた部屋は暖まり、裸でも寒くなく、

汗が引くまでテレビでも見ようとチャンネルを回してみた。

特に面白い番組もなく、

直ぐに消して背もたれに寄りかかり天井を仰ぎ見た。

ソファ横にある観葉植物のドラセナの葉がエアコンの風で揺れている。

しばらくビールを呑みながら寛いでいると、また自然とあの日の事が思い返されてきた。

あれから二カ月経とうとしている。

思わぬ出来事が強く印象として脳裏に残り、

このところオナニーのおかずにしばらく事足らなかった。

腰に巻いたタオルが徐々に盛り上がり始める。

残りのビールを一気にグイと呑み上げ、缶を机に置く。

バスタオルの前をほどき、静かにオナニーを始めた。

目を閉じてあの日の事を思い浮かべる。

全裸で立ち、我慢汁を垂らしながら腹につきそうなほど勃起したまま、最後に笑って挨拶して去っていった男の笑顔が今でも忘れられない。

その日は10月の初旬というのに外回りの営業が終わるとワイシャツがびっしょり濡れるほど暑かった。

しかし会社自体は普段より早く上がれたので、

俺は汗を流して疲れた心持ちを切り替えようと、

仕事帰りに郊外の源泉が湧く温泉施設まで立ち寄った。

平日といえ、今日のように蒸暑かった日には客も多くていいようだが、

地元の常連と思われる高齢者が10人と言わない程度しかいない。

俺は身体を洗い露天に出でた。

見渡すと外には誰もいない。

昼に較べて夜風は涼しい。

側のライトアップされた紅葉がかさかさと揺れた。

見れば枝先の葉が紅く染まりはじめている。

BGMにヒーリングミュージックのピアノの音色が流れ、

側の樽湯から流れ落ちる湯の音と合い、

心地いい響きに包まれている。

湯に浸かり歩き疲れた脚をさする。

よく聞くと柵向こうで鈴虫が音楽に混ざろうと張り切って鳴いている。

日が沈み暗くなった空、高く遠くの西に浮くひつじ雲がうっすらと夕焼けの明かりを留めている。

季節は秋に向けて進んでいた。

結露したガラス越しに中でぼんやりと人影が動いている。

カコーンと桶を置く音が響いた。

すると露天の引き扉をガラガラと開ける音がした。

みると俺と同年代と思われる30代程の男だ。

タオルで前を隠し歩き、ざぶんと湯に入ってきた。

腰を下ろし湯船の外へ腕を突き出しタオルを絞りだす。

ぐっと力こぶが盛り上がり、

血管の浮き出た手の甲は大きく、指も太く長い。

大きな身体は鍛えられ程よく肉がついて引き締まっている。

男はタオルを岩に乗せて枕にし仰向けに寝転んだ。

小さくうなり力を入れた表情で両手を組み、

手足をピンと伸ばし背伸びをする。

緊張をパッと抜いてくつろぎ出した。

髪型はツーブロックのベリーショート。

頭頂部の髪は濡れて倒れている。

眉を八の字に、

垂れ目を細めて脱力しほころぶ表情に愛嬌を感じる。

端正な顔立ちで、

整えられた濃い眉と鼻筋の通った顔が印象的だ。

俺はそっと湯の中の腰掛け岩に座り直した。

波打つ水面の下におおっぴらに開かれた太く長い逞しい脚が揺らめいてみえる。

大きな太ももは毛もなくツヤツヤしている。

右もも内股にホクロが目立つ。

何かスポーツでもしているのだろうか。

それともジムに通って鍛えているのか、

引き締まった身体は全体的に柔らかく弾力がありそうだ。

男は目を閉じてややだらしなく口を開き気持ち良さそうに深いため息をつく。

しばらくすると波立った湯も静まり、

水面は透明度を増してきた。

陰毛の黒い茂りが鮮明にみえはじめ、

足先から腹回り全体にかけての視線は股間の一点へ遠近法のように集中してくる。

立派な陰茎だ。

包皮は剥け、長さよりも太さがあって存在感がある。

水中で浮遊する陰茎は裏筋までよくみえる。

二つの玉はスポットライトに照らされ艶やかな光を放ち、

ぼってりとしてふわふわと漂う。

睾丸も重量感を感じさせる大きさだ。

よく見れば右の玉の方が左のものより大きい。

湯加減はぬるく、

長湯をしても湯当たりしそうにない温度だ。

男もずいぶんリラックスしている様子で、

先程から目をつむり湯の流れに身を任せ、

身体を浮き沈みさせながら疲れを癒やしている。

無防備な男の態度に私は目を奪われていた。

身長は175センチぐらいだろうか。

足が大ききく甲がゴツゴツとしている。

次第にうたた寝をし始めている。

誰も人が来ないことを内心喜び、

男の身体を見つめた。

男が露天風呂に来て15分は経っただろう。

疲れていたのか、完全に寝てしまったようだ。

だらしなく口を開けて僅かにいびきをかいている。

何の気兼ねなく視姦できる状況に私は勃起してきた。


太い竿、亀頭のピンク色の鮮やかさ、

玉の浮遊感、陰毛、脇毛、胸筋、

小さめの突起した乳首、腕の筋肉、太い脚。

暖色のライトが男の体を照らし出し、

隅々まで見渡すことができる。

眺め続けていたい気持ちと触れてみたい気持ちの葛藤に揺れながら様子を伺う。

改めて左手の薬指を確認すると、

既婚者であることが分かった。

結婚した男の露わな様を眺めることができることに自身の股間は熱く憤る。

続けざまに眺めていると、湯に沈む男の陰茎が先程よりも大きくなってきている気がする。

湯の熱さで伸びただけだろうか。

または波の揺らめきと光のいたずらで錯覚してるだけか。

それとも、、、

いやまさかと思い息を殺し見届けていると確実に大きく膨らみ始めている。

ぐんぐんと湯の中で勃起した。

けれども男は眠り隠すそぶりもない。

忙しさからくる疲れマラなのか。

すると男がうなりながら背伸びをするように身体を硬直させる。

身体が浮かび、勃起が全貌を現せた。

水面を突き破り隆々と天を突くような勇ましい男根。

カリ首は高低差があり傘のようだ。

通常時からも察してたようにかなり太い。

陰茎の長さは15センチを超えるようだが、何より太い。

竿は中央にかけて特に太く、

付け根が狭まった楕円形をしている。

ふてぶてしいまでのそれを俺に見せつけて挑発するかのようだ。

その時ザッと強い風が吹き、

もみじがしなやかになびいた。

水面に波紋が広がり、

勃起に波が押し寄せる。

力強く堂々とした男根は波に動じる事なく堅固にそびえ立つ。

そして静かに沈んでゆき姿を隠した。

波の加減で、亀頭だけが外の様子を覗くかのようにひょいと顔をみせる。

目の前の光景は私の理性を抑えるには限界を超えた。

私は喉を鳴らしてつばをのんだ。

男は気持ちよさそうに寝ている。

一呼吸してゆっくりと男の脚元に忍び寄る。

開いた脚の間に身をすべらせ、沈む男の勃起にそっと右手を伸ばした。

触れると手のひらに熱い熱気が伝わる。

握り締めてみれば指が何とか無理矢理一周届く。

その太さと硬さは、ちょうどスチール製のコーヒー缶でも握るようだ。

数回上下にしごいてみる。

ピストンストロークも十分な長さだ。

握り締めたまま鈴口や裏筋を親指の腹で擦るように押してみると、魚が跳ねるように動いた。

反応もいい。

それから左手で玉を包むように優しく揉む。

やはり右の玉が左よりも大きい。

湯の熱さで伸びきった玉は柔らかく弾力がある。

しばらく握ったまま様子を伺うが男の表情に変化はない。

私はさらに行動に出た。

男の尻に左手を当てて、ぐっと力をかけて持ち上げてみる。

湯に浸かるため大きな身体で体重があっても腰が浮いた。

亀頭から竿、玉が徐々に水面から姿を表す。

オレンジ色のライトに当てられた男の露わな股間は濡れて艶っぽく照らされる。

亀頭は赤みを帯び竿は濃い褐色だ。

玉はだらりと垂れ皺もなくつるつると光りゆで卵のようだ。

身体を支えたまま左手の中指を軽く肛門に這わせて撫でるように刺激してみると、

硬直した男根が激しく跳ねた。

亀頭の先端から湯が滴り、

濡れた陰毛は身体に張り付く。

左手で男の身体を支えながら、

右手で男根を握りそっと亀頭に口ずけをしてみる。

柔らかくて唇に温もりが伝わってくる。

咥えてみた。

太い男根は口いっぱいに広がり、

亀頭を咥えるのが精一杯だ。

舌先で亀頭を舐め回す。

カリ首に舌をひっかけるように刺激したり、

鈴口から舌を尿道に差し込むように舐める。

興奮のあまり気づけば男根をきつく握り締めて、

亀頭は口の中でさらに膨張し膨れ上がり固くなる。

起きないように静かに咥え舐めていると我慢汁がどんどん溢れ出て、

塩辛い液が口中に広がった。

激しくびくつく男根は何度も喉奥にえぐり込もうとしてくる。

玉も男根が跳ねるごとに縮んだり伸びたりを繰り返し動きまわる。

何という興奮をそそる状況だろう。

しかし長時間咥え男が起きてもいけないし、

人に目撃されてもまずい。

しばらく堪能してから名残惜しいがそっと男の身体から手を離した。

最後に右の太ももを軽く撫で愛おしくホクロを円を描くように指でなぞった。

そして直ぐさま離れ、心臓の鼓動を全身に感じながら男の様子を伺った。

大丈夫、まだ起きていない。

どことなく寝顔が快感にゆがんでいる。

眉間に軽く皺が寄り、口角からよだれが垂れている。

自身の股間も激しく怒張し、

興奮で荒くなった息を落ち着かせようと深呼吸をした。

しばらくすると男が寝返り、

誤って身体を滑らせ湯に顔を突っ込んでしまった。

慌てて目を覚まし驚いた様子でもがきながら身体を起こす。

しかしいくらか湯を飲み込んでしまったらしく顔を真っ赤に激しく咳き込み出した。

私も驚いて大丈夫かと男に声をかけるが咳が止まらず答える余裕もない。

男はよろよろと湯から這い出て、岩に脚を開き腰掛けて咳を収めようと努めた。

その間も男の勃起は依然として治る気配は無く、

咳き込んで力む毎に男根が跳ね上がる。

あまり苦しそうに咳が続くため心配になってきた。

もう一度大丈夫かと声をかけて、

男の側に腰掛けタオルで自身の股間を隠し背中をさすり叩いてやった。

しばらくさすり続けているとようやく咳も落ち着いてきた。

それを機に私は自身の勃起が悟られまいと湯に浸かった。

男は意識がまだはっきりしない様で、勃起した股間を隠す事なく虚ろな目をして話だした。

「はぁはぁ、、、ああ、びっくりしたぁ、、、。」

「大丈夫ですか?ずいぶん眠ってましたよ。」

「そうみたい、、、。全然、気づかなかった、、、。」

「疲れていらしたようですね。溺れないか心配でみてたんですが。」

「すみません。要らぬ心配をかけて、、、。」

「いや、そんな事ないですけど、何事もなくて良かった。」 と

半ば本心、残り半分は白々しい嘘を並べ立てて話を続けた。

どうやら男根に触れた事には気づいてないようだ。

「どれくらい眠てしまってましたか?」

「だいたい30分近くかな。湯の中だし危ないかなぁと思って起こすか迷ったんですが、あんまり 気持ち良さそうに寝てたものだから声をかけずらくて。」

「そんなに寝てしまったんだ、、、。

このところ仕事が立て込んで疲れてて、、、。

それで気持ち よくてつい、、、ゲホゲホッ」

再び強く咳き込むと変わらず男の男根はビクビクと動き回った。

よく見れば我慢汁がぶらぶらと垂れ揺れている。

咳が落ち着くとつうと岩に滴り落ちた。

その様子に私の興奮もさめることなく男に勝るほど痛く勃起する。

男が枕にしていたタオルが溺れた拍子に湯船に入り浮かんでいたので、それを手にして軽く絞り男に差し出した。

「大丈夫ですか。今日はもう上がられた方がいいかと思いますよ。」

「ゲホゲホッ、、そ、そうですね、、、。」

そう言い男はタオルを受け取り立ち上がろうと腰をあげたが軽いめまいを起こして、ペタンとまた座り込んだ。

「本当に大丈夫ですか!?」

「、、、。あー、湯あたりしてしばらく立てそうにないや、、、。もう少しここで休も、、、。」

「そうした方がいいですね、、、。」

男はそう言って頭をうなだれるように下を向いて視界がはっきりするまでまばたきを繰り返した。

そしてふと初めて自分が勃起していることに気づいた。

男は握ってぼんやり眺めながら言った。

「なんか俺、勃起してる、、、。」

「本当ですね、、、。」

触れたことがばれた心持ちがして内心にさっと影がさす。


不安もあるが、男の発言から気付いていたかどうか探るためにあえてそれ以上何も言わなかった。

今までの様子から気付かれていたとは思えないが、、、。

「なんだかすみません、、、。疲れマラだなぁ、、、。」

そう言いながら男は軽くしごいている。

良かった、やはり気付かれてた訳ではなかったようだ。

心の中でほっと胸をなで下ろす。

「うわぁ、我慢汁がこんなに出てる、、、。」

そう言いながら手を離すと、手に汁が糸を引いた。

そうした男のあっけらかんな態度が可愛く、

安心した私は笑いながら言った。

「立派なちんこですね。」

「そうかなぁ、、、。比べた事ないから分かんないけど、家内には太くてきついっていわれま す。」

「確かに見た限り太さは俺のと比べたら全然違うなあ。」

「そんなに違うものですか?良かったら見せて下さい。」

「え??何を??」

「あなたのちんこを。」

突然の思わぬ切り返しに一瞬たじろぐ。

男はまだ寝ぼけているのと意識が朦朧としてるのか、

目がとろんとしている。

あまり思考が回っていないようだ。

男のものを勝手に触った後ろめたさもあり、

まだ勃起してるといえ、勢いに任せて応えてみる事にした。

それに思わぬ流れがどうなるかという期待も込めて、、、。

「えー、、、まあ、、、良いですよ。何だか僕だけ一方的に見るのも悪いし、、、。」

恥ずかしくモゴモゴと言って、

俺は立ち上がり男の右横に座った。

「こっ、こんな感じっす。」

「おーすごい、、、俺、他人の勃起を見るの初めてだな、、、。」

男は俺が勃起してる事には無頓着に驚いた顔で股間を覗き込んでくる。

男の顔が、近い、、、。

すると突然男は右手で私の男根を掴んできた。

驚いて腰を引くものの、しっかりと握り離さない。

「えっ!!??ちょっと!!」

「まあ確かに太さは俺の方がふといかなぁ、、、?」 と

男は左手で自分のものを握り太さを比べあっている。

俺のものは男の大きな手のひらと太い指に握られはち切れんばかりに硬く勃起する。

鼓動が早鐘のように耳裏で鳴り響く。

男は何度かさすってくる。

私が黙って硬直しているのをみてようやく手を離した。

「あ、ごめんなさい。僕だけ勝手に触ってしまって。でもほら、、、太さは僕の方がふといけど、 長さは負けてるよ。

そう言い男は両手を後ろにつけて自分の男根を突き出した。

私に触るようにと目配りている。

むしろ謝まらなければならないのは私の方なのに、、、。

しかしもうこの際だ。

もう一度男の勃起に触れれる事に内心喜んだ。

しかも本人公認のもとに許される、

予想を超えた展開に興奮は最高潮だ。

震える手で男の太く硬い男根を再び握り締める。

熱くドクドクと脈をうつ感触が伝わってくる。

男根全体が我慢汁でぬるぬるとしていて先程より滑りがいい。

ゆっくり上下にしごくと男はビクッと身体を震わせて勃起を3度ヒクつかせた。

俺はどもりながら感想を述べる。

「た、、、確かに長さは俺の方が長いけど、ほっ、本当太いっすね、、、。」

「へへへ、、、ちょっと感じちゃいました。」

「はははは、、、。で、でも凄い精力ですね、、、。こ、これなら奥さんも、、、うん、喜ぶでし ょう。」

「そうですね、きついと文句言いながらも毎度感じてくれるから嬉しいです。」

俺はさりげなく我慢汁が手に絡みつくように最後にもう一度だけ男のものをシゴいて、

亀頭を強く搾るようにして手を離した。

男はまたぶるっと小刻みに身体を震わせて勃起を跳ねさせた。

歯をくいしばるように苦笑いしている

「まずいなぁ。ちょっとイキそうでした。」

「す、すみません、、、。」

「いや、良いんですよ。僕から無理言ったんだから。」

「どうですか、もうだいぶ休まったんじゃないですか?」 「うん、、、そうだな、、、。そろそろ歩けそうです。あんまり帰りが遅いと妻が心配するし。」

「仕事帰りですか?」

「はい、出張帰りで早めにこっちに戻れたからその足で。」

「そうなんだ、じゃあ気をつけて帰って下さいね。」

「そうしよう。ありがとうございました。」

男はゆっくりと立ち上がり、うーんと背伸びをした。

勃起した男根が腹につかんとばかりに反り上がりよく目立つ。

凄い精力だ。

萎える気配が一向ない。

亀頭が我慢汁でぬらぬらといやらしく光っている。

「凄いっすね、、、。それ、、、。」

苦笑いして男のものを指差す。

男は無言で恥ずかしそうに頭をかいて笑った。

そしていたずらっぽく勃起をくいくいと動かした。

そしてにっこりと笑い軽く一礼してゆっくりとした足取りで露天風呂を後にした。

中には人がいたため、

やや前屈になってタオルで股間を隠す姿が可愛らしい。

突き出た大きな尻もまた逞しく魅力的だった。

男の屈託のない笑顔が一人残された露天風呂に余韻を残す。

ゆったりと優しい旋律のピアノ曲が聞こえてくる。

ひとつカコーンと桶の音が響く。

私は一連の出来事にまだ興奮がさめず、

ひとまず湯から上がり側にあるチェアーに座った。

握り締めていた右手をそっと開き、

男のぬめりで艶やかに光る手をしばらく眺めた。

一呼吸ついてゆっくりと陰茎を握り、

男の我慢汁を潤滑剤として人が来ないうちにしごき上げた。

先程までの出来事を思い浮かべると、

どんどん込み上がってくる。

あっという間に射精した。

出し切りる瞬間、男の笑顔が鮮明に蘇り、

興奮は絶頂に至った。

普段は垂れるように精液が出るところ、

2メートル近く辺りに精液が飛んだ。

足元の黒い石タイルに撒き散らした白濁の精液が鈍く光る。

腰奥からジンジンと伝わる快感が強く、

膝に力が入らない。

肩で息を切りチェアーの背もたれにもたれかかった。

しばらくは立ち上がれそうになく、

静かに音楽を聴いた。

相変わらず鈴虫は合唱を続けている。

射精しても男根はいきり立ち天を仰ぎ、

まだ僅かに精液を吐き続けていた。

濃い精液がゆっくりと腹に落ちている。

脱力して空を見上げると夜空には秋の大四辺形が明るく瞬いていた。

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